先週は約一週間、久しぶりに充実した旅に行って来ました。
四国では四国中央市北小学校でコンサートを、西条市の病院でサロンコンサートをやりました。
どちらも普段のライブハウスとは違う音楽を演奏したけれど、音楽の力を感じることが出来て、こういう経験が音楽をやるものとしてかけがえのないものだとあらためて思った訳です。
小学校ではベースの渡辺綱幸さん、ドラムの久保哲也さんと云う松山で活躍中の信頼出来るメンバーとトリオで、病院では音楽療法士の寺田さん、西川さんのお二人とともに演奏しました。
山陰では松江のバースデイと云うライブハウスで、かつてニューハードで演奏していて現在は松江でサックスを教えている仲春樹さんのグループで演奏しました。
仲さんのサックスをはじめ、Michikoさんのボーカル、斉藤潔さんのベースも素敵で、僕は普段あまりやらないスタンダードをたくさん演奏しました。
大学の後輩にあたる原さんが来てくれて、最後に演奏してくれました。彼の本業はなんとお坊さん
会ったことがなくても学校のつながりだけで、こうして来て下さるのは本当に嬉しいことです。
奥出雲からも尾方さんと渡部さんがいらしてくれて、お二人とは3年ぶりくらいかな。
風太郎さんのレコーディングを尾方さんのスタジオでやった時にお世話になって以来の再会でした。
その翌日は松江で、更にその翌日は鳥取で坂本冬美さんのコンサート。
どちらも昼夜2回とも満員で、特に鳥取の夜の部は会場全体が盛上がって素晴らしいコンサートでした。
鳥取の公演を終えて倉吉に移動。
倉吉ではホテルの近くに「ライムストーン」と云うジャズバーを見つけて、LPでペッパーやティモンズを聞かせてもらいました。
特にティモンズの「Easy Does It」は、これぞハードバップ!単なるファンキーだけでない熱い演奏が聴けます。
新居浜でピアノを教えていた明里ちゃんが大学生になって倉吉に住んでいて、翌朝ホテルまで会いに来てくれて一年ぶりに再会。
ボランティアでフィリピンに行くことや近況を聞き、随分と成長したなあ。
倉吉から呉に移動。
「スーパーはくと」で上郡まで、在来線に乗り継ぎ相生に、そこから新幹線です。([↓]に写真があります。)
松江に行く時に乗った「やくも」もそうでしたが、中国山地の合間を縫って行く風情のある旅でした。
呉では「三谷春」と云う変わった名前のライブハウスで演奏しましたが、これはここのオーナーさんが作っている地酒の名前と同じなのです。
店内の雰囲気も独特で大正浪漫+無国籍かな?
ピアノは日本に5台しかないものらしく、僕も初めて見ました。([↓]に写真があります。)
この日は、新宿歌舞伎町で「BUD」を経営していたジョニー郷原さんのカルテットで、広島で活躍中のベースの中野力さんとサックスの藤井政美さんとご一緒しました。
お二人の演奏も素晴らしく、また入りきれなくてお客さんを帰してしまう程の大盛況!楽しいライブでした。
この旅に出る前に、日本詩人連盟主催のコンサートで伴奏の仕事をしたのですが、その中の1曲の詩を提供した広島在住の橋本さんがご家族等と5人でいらしてくれました。
その縁だけで、会ったこともないのに聞きに来て下さり、翌日には丁寧な電話まで下さって恐縮するばかりです。
その日は郷原さんの幼なじみの桑田さんのお宅に泊めてもらい、翌朝東広島駅まで送っていただきました。
東広島から姫路に移動して、昨年何度もお世話になった栗原さんのお宅にお邪魔。
その整形外科で昨年から首や肘のこぶの診察を受けているので、今回も検査してもらいに寄った訳です。
結局そのまま一泊させていただき、明け方近くまで院長と話し込んでしまいました。
東京に戻ったらさすがに疲れが出て2日ほど何も出来ないで過ごしてしまいましたが、今日はアーリーバードでライブです!
先週の旅ではコンサートもライブもどこも満員、大盛況でしたが、今日はまだどなたからも行くよ!という返事をいただいてません。なんか心配だなあ。
東京の皆さん、聞きに来て下さ〜い
新居浜から土居に向かう途中の瀬戸内海
新居浜市内を流れる国領川と石鎚山
大手前駐車場から眺めた松江城の一角
スーパーはくと、倉吉駅で
九州新幹線さくら、岡山駅で
呉「三谷春」のピアノ
三谷春の看板
姫路駅の駅そばで食べた粕汁うどん。酔いそうな程濃厚な酒粕は灘の生一本?